Column

住まい作りの参考書p.2

2018.01.21

契約までの流れをつかもう

契約の流れは依頼先によって違います。

契約とは見積、図面と仕様書をもとに、
その建物を建てるために必要な費用を
算出し合意すれば家作りを依頼する為の
約束事を交わす事です。

この金額がお互い合意すれば、
あなたと建築会社が工事契約を
結ぶ運びになります。

工事請負契約にいたる流れは、
依頼先が
ハウスメーカー
建築家
工務店
などによって異なりますので、
注意が必要です。

ハウスメーカーとの契約の流れですが、
各社で方法はさまざまですが、
一般的に設計相談が終わると、
敷地調査や要望の聴き取りを経て
概算見積りと基本プランが提示されます。

これに納得すれば、
実施設計にとりかかる順序となります。

実施設計の前に見積り額の
10%程度の着手金を払うケースもあります。

実施設計が終わり、工期や金額が合意にいたれば、
「工事請負契約」を結びます。

ハウスメーカーは、
プランや材料に標準仕様が設定されているため、
ヒアリングからプラン提示までがスピーディーです。

見積りも早いのですが、
標準仕様とそうでない部分をきちんと把握して
見積りを見るようにして下さい。
標準工事以外は全てオプション工事という扱いになっていて
追加費用が発生するからです。

設計事務所 + 工務店 との契約

設計事務所は、おもに設計と監理を行い、
工事自体は請け負いません。

そのため、工事契約よりかなり前に
「設計監理業務委託契約 ★1」を結びます。

設計事務所によっては、
その前に仮契約のような方法を
とるところもあります。

一般的に、基本プラン作成前に
「設計申込み(着手金支払い)」をします。

プラン完成後、基本プランが気に入れば、
正式に契約します。

納得がいかなければ、契約を破棄します。
この段階で必要な金額は、
着手金の支払いのみとなります。

その後、基本設計を実施設計に書き終えれば、
建築会社に工事の見積りを依頼し、
正式な工事見積りが完成します。

複数の建築会社のものを比べる事を
相見積りといい複数の会社の比較をお勧めします。

ここで、予算を超えた場合は仕様を見直して、
減額していくことになります。

最終的に、あなたが建築会社から
提示された見積りに合意すれば、

設計事務所とは設計監理契約
建築会社とは工事請負契約を結んで

初めて
実際の家作りが始まるのです。

最後まで読んでいただき有難うございました。

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設計監理料は、原則として建築工事費に設計料率(%)を乗じて算出される。

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