Column

賢く住宅ローンを選択するべきです

2019.04.03

住宅ローンを選ぶ際、金利タイプを決めることで、

将来の返済金額に影響を及ぼすことがあります。

 

自身に合った金利タイプを選んで、

賢く住宅ローンを活用する事が重要なポイントです。

 

 

住宅ローンの金利タイプ

金利タイプには大きく分けて

「固定金利型」、「変動金利型」、「固定金利選択型」があります。

 

固定金利型

当初設定の金利のまま、

完済までの全期間の金利と返済額が固定されます。

フラット35が有名ですね。

 

変動金利型

金利が変動することで、返済額に変更が出てくることがあります。

金利は市場金利に合わせて半年ごと、年2回見直されます。

しかし、

運用金利が変わっても返済額は5年間変わらず、元金返済分によって調整されます。

また、変更される返済額は現状返済額の1.25倍までと決められています。

 

固定金利選択型

変動金利型のひとつです。

最初に固定金利の期間を選択します。

固定期間終了後にその時点での金利をもとに、

期間と、固定金利にするか変動金利にするかを決めることができ、

新たな返済金額に変更されます。

 

 

 

自分に見合った金利タイプは

金利は変動するものです。

そのことによるリスクを自分自身が受け入れ変動金利にするか、

または金融機関に任せることで固定金利にするかを、

ご自身で判断しなければなりません。

 

現在、変動金利を選ばれる方は6割近くと多く、

固定期間選択型も含めると8割を超えるそうです。

 

 

変動金利型を選ぶ一番多い理由は、

高い金利を払いたくないということでしょう。

みんな多くお金って払いたくないものですものね!

 

 

融資時期が同じ場合は、

固定金利の方が変動金利より当初の金利が高くなっていることが通常です。

 

 

しかし、

将来のことも考えて選んでいくことが大切なのです。

 

 

まず、変動金利に向いている方自分自身でリスク管理ができる方です。

変動金利の仕組みを知っていて、金利について常に注意を払っていらっしゃる方、

金利の変化に対しご自分で判断、そして対応ができる方です。

 

他には、借入期間が短い方は金利変化が広がらないうちに

返済終了とできる可能性があります。

現在は夫婦2人の生活だが、近い将来家族人数の増加による

買い替えも検討している方などもいいでしょう。

 

また、借入額が少ない方は金利が上がっても元本自体が少ないので、

影響がそれほど大きくはありません。

 

 

さらに、家計に余裕がある方、

例えば夫婦共働きで収入が十分ある方などは家計に占める住宅ローンの割合が少ないので、

変動金利を選ぶ理由になりえます。

 

 

 

なお、固定金利選択型は、

固定期間終了時ごとに金利タイプを検討する必要がありますので、

注意が必要です。

 

一方、固定金利型は完済まで返済額が分かっているので、

金利変動について気にする必要がなくライフプランを立てやすいです。

10年後、20年後でも月々の返済金額は同じです。

 

 

お仕事が多忙で金利を気にする時間のない方や、

今後教育費負担の増加が予想される方、

突然のリスクに不安がある方は固定金利がお勧めです。

 

 

どのタイプにするにしても、その場で決めるのではなく、

ご自身の将来像やライフプランに照らし合わせ、

慎重に選ぶことが大切です。

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