Column

駆け込みにご注意!

2017.10.26

秋雨前線と台風の影響で、ずっと雨でしたが、
台風一過からは、ようやく晴れが続き、
現場の作業も順調に進み出しています。

これからも続くことを祈るばかりです。

さて、先週は、衆議院選挙がありました。
いつもよりも注目された選挙でしたが、悪天候からか思ったよりも
投票率が伸びず、戦後2番目の低水準。

こうなると与党である自民党が強く、
圧勝という結果でした。

日経平均株価の終値は、
過去最長となる15営業日連続の上昇を記録したとのことです。

与党である自民党が勝ったということは、
今回の選挙の争点であった
消費税の再増税も予定通り実行されるということが決定した訳です。

物販、サービス業は、2019年10月1日から消費税が10%に増税されますが、
住宅やリフォームは、発注から着工、引き渡しまで時間がかかることから、
6か月前より施行されます。

したがって、2019年3月31日までに請負契約をしたものは消費税が8%、
2019年4月1日以降に請負契約したものは、消費税が10%になります。

請負契約だけでなく、引渡し後に揃える家電製品、
家具や照明、カーテンなどの購入を考えるならば、
こちらも節約したいところですね。

ですから、
請負契約を3月末ではなく、もう少し前倒しで検討したいと
考える人も少なくないと思います。

残すところ、1年強となりました。

与党である自民党が引き続き政権を握りますから、今までの金融政策を
引き続き実行することを想定すると、住宅ローンの金利も急激には
上昇せず、変わらずの低金利のままのはず。

来年の2018年は、消費税増税前の駆け込みの年になるのではないでしょうか。

景気がよくなるのはいいことですが、
値引き合戦、サービス合戦、無理な受注、

集中する工事現場と粗い仕事など毎度繰り返される悪行が横行します。
こうした時だからこそ、慎重に取り組んだ方が良さそうです。

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