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EXPOモデル上棟します。

2020.02.12
#日々の事

こんにちは松井です。

遂にEXPOモデル上棟しました。
上棟するとやはり大きく見えますね

結構悩んだプランだったので店
こうやって家形になると嬉しいものです。

 

1年に何件も上棟しますけども
最近は大安の日とか特別に言われることも少なくなりました。

 

僕が小学生の頃本家の家の棟上げで、
家族総出で大工さん達とお昼ご飯を食べながら
昼間からお酒を飲んでいたことが思い出されます。
(もちろん40年位前の話なので田舎やし)

 

その後自分の家もその大工さんが建てていたのですが
母親がいつも10時と3時のおやつを出してお茶を入れてたのを見て
大工さんっていいなぁと子供心に思っていました。

 

今でも上棟ときには大工さんには
お昼の食事は無いにしても
やはり上棟という家づくりの節目において、
これから無事にこの家を完成してもらうと言う思いを込めて
施主として顔合わせ、ご挨拶はやった方が良いと思います。

 

現場の話をしますと

材木がすべて工場でカットされていきます。
これをプレカットといいます。

 

これは構造図をもとにプレカット工場がプレカット図面を
作ってくれてそれを僕たちが意匠図合わせて
おさまるか収まらないかを検証します。

 

大工さんが現場で切ったりくっつけたり
不要な手間をかけないようチェックしなければなりません。
(現場で柱梁を切ったり貼ったりはお客さんに失礼です!ありえない!)

 

天井の高さが予定通り取れるのかとか
2階の設備の配管は1階の天井の下に出てこないのかとか
電気の配線は予定通りの位置に通せるのかとか
その他諸々です。

 

この図面を精査して初めてプレカット工場に
発注がかかります。
工場では全てがコンピューターで制御されていて
木材の加工全て人が触ることなく家一件分完成します。

今までプレカット工場で加工された材木が
入らなかったとか違う柱が来てたとか
そういう間違いは一切聞いたことがありません。

プレカットの組み立てに注意しないといけないのは
目に見えてる金物がきちんと締め付けられているかどうか
これはすべてチェックするしか方法はありません。

 

ボルトやナットは見た目にはついていても
適正な力でしまっていないと緩んでくる原因になります。

 

ただし全てチェックするにしても膨大な数になるので、
手間ひまをかけなければやれるものではありません。

 


管理者が全てをチェックすると言う範疇では無いのかもしれませんが、
僕はこれを全てやるべきだと思っています。

 

これをやることによって現場を止める必要は全くなく
大工さんが他の仕事をしてる時にでもチェックはできます。
なので少しでもお客さんに安心してもらえるよう、
在来工法の羽子板金物などチェックは現場も一緒になって
やっていこうと思います。

ではでは〜

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