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家を建てた後にかかる費用とは

2018年11月11日

夢のマイホームを取得して新しい住まいに住み始めたら、

住宅ローンの返済だけではなく、

住まいを維持する費用が継続してかかってきます。

 

まず、固定資産税。

これは、毎年1月1日現在(「賦課期日」といいます)

土地,家屋,償却資産(これらを総称して「固定資産」といいます)

を所有している人が、

その固定資産の価格をもとに算定された税額を、

その固定資産の所在する市町村に納める税金です。

 

固定資産税の税率は1.4%で、

たとえば物件価格3,000万円(土地2,000万円・建物1,000万円)と仮定した場合、

20年間ではおよそ100万円~200万円の固定資産税が課税されます。

 

 

また、

トイレ・浴室・洗面所・キッチンなどの水廻りや

外壁、室内の修繕や屋根の塗装(戸建住宅の場合)など、

長く住むことでいろいろな修繕費用が必要です。

 

 

戸建住宅の場合、その修繕費は10年ごとに100万円~150万円。

この修繕費をご自身で積み立てていかなければなりません。

 

 

この固定資産税と修繕費をあわせた維持費は、

20年間で500万円前後になります。

 

 

固定資産税の課税については、

以下の点に注意が必要です。

 

戸建住宅の物件価格の内訳は、

立地にもよりますが土地が6~7割。

建物が3~4割になるのが一般的です。

 

 

資産評価については、

土地の資産評価は経年劣化がないので価格は下がりにくく

建物の資産評価は、

新築してから年を経るごとに下がり

20年ほどで資産評価がほぼゼロになります。

※一般的な木造住宅の場合

 

 

ただし、都心部など地価が上昇する可能性がある場所では、

土地の資産価値上昇に伴い固定資産税が高くなる可能性もあります。

 

 

 

固定資産税では軽減措置があることにも注意が必要です。

固定資産税は、居住している住まいが建つ1戸につき

200m2までの土地については評価額×6分の1の軽減措置。

 

 

建物は、

一般的な住宅は新築から5年間、

 

耐震性能・耐久性能・維持管理などの認定基準を満たした

【長期優良住宅】については新築から7年間、

 

 

建物評価額×2分の1の軽減措置があります。

この期間を過ぎると、固定資産税が高くなる可能性があります。

 

 

マンションでは管理費や修繕積立金が毎月のように徴収されますが、

戸建住宅の修繕費は所有者が捻出しなければなりません。

 

新築から数年間は修繕費はほとんど発生しません。

ただし、長く住めば住むほどいろいろな場所の修繕が必要になります。

 

主な戸建住宅の修繕箇所は、

外壁と屋根、室内に貼られたクロスの張り替えを

はじめ、給湯器・エアコン・換気扇・温水暖房便座などの交換など、

寿命を迎えた住宅設備機器の交換も考えておく必要があります。

一般的にその修繕費は10年で 100万円~ 150万円ほど。

※木造2階建て/延床面積30坪で想定

 

さらに、

庭の芝生や草木の植え替え、

ウッドデッキや車庫の作り替えも考慮していくと、

修繕費はもっと多く必要になります。

 

 

このように最低でも10年で100万円~150万円の修繕費が見込まれるわけです。

20年では 200万円~ 300万円、30年では 300万円~ 450万円の修繕費が

必要と見込んでおかなければなりません。

 

 

この金額を月々必要な積立金額に置き換えると、

毎月8,000円~12,500円程度。

決して無理な金額ではありません。

 

 

10年単位で大きくかかる修繕費を不意の出費とは考えず、

毎月計画的に積み立てていくことが、

結果としてマイホームに永く住むことができるのです。